「運」を変えるには

「TEM 知恵の輪クラブが答えます。」

Q

「運」を変えるには?

A

「うれしい・楽しい・幸せ」(UTS)で「運」を変える

○「よかったこと」を見つける「虫メガネ」を手に入れよう

人生、結構、長くやっています。還暦と古希のちょうど真ん中の歳になりました。

当然、過去が消せる「消しゴム」がもしあれば、それを使いたいと思ういろいろな心ない過ちが、それこそ山とあります。

「馬齢を重ねる」と言いますが、それでもこの歳になると、今頃、「あの時はこうするべきだった」「こうすればよかったのに」と、その時の正解が見えてくるのです。

で、今は間違いがないかというと、決してそうではなく、相変わらず後悔の連続です。ただ人間が古くなった分知恵がついたのか、それとも先が短くなったのか、昔よりも自分の間違いに気づくのが早くなりました。でも間違いを消せる消しゴムが、いまだに必要であることは変わりません。

ところで過去が消せる消しゴムを手に入れることは誰にもできませんが、過去から何かを探し出す「虫メガネ」は、誰でも手にすることができます。大切なのはこの虫メガネで過去の何を探し出すかということです。消したい過去というのは、自分の人生の汚点として目立つから何も虫メガネで探さなくても簡単に見えます。

これに対して過去の「よかったこと」は、「就職をした」「結婚をした」「子どもが生まれた」という人生の慶事は別として、小さなことはなかなか思い出せません。

しかし過去にあった「よかったこと」を虫メガネで探してみれば、家族旅行に行った、仕事で評価された、新しい出会いがあった、応援していたプロ野球チームが優勝したなど、それこそ山のように見つかるはずです。

いずれも自信をもって誇れるほどのものではないでしょうが、たしかに自分の人生にはたくさんの「よいこと」があったはずです。ただ、それがあまりにも当たり前のこと、あるいは些細と思えることだったので、その時に「よいこと」と、気づかなかったのです。今、振り返って、虫メガネで拡大してみるから見えなかったことが見えてきて、じつは「よかったこと」であったことに気づかされるのです。

○眠りながら「ツキ」を呼ぶ

2012年7月27日に開幕した第30回オリンピック競技大会(ロンドンオリンピック)が、17日間の日程を終え8月12日に幕を閉じました。日本勢は金メダル7、銀メダル14、銅メダル17、計38個のメダル獲得という快挙を成し遂げました。

あるいは、先日、電車の中で若者が老婦人に席を譲っているのを見かけました。雨の日、5つくらいの男の子が3つくらいの妹に、自分が濡れながら傘をさしていたのを見ました。娘夫婦が遠方に転勤したのですが、娘から「元気にやっている」という電話が入りました。欲しかった旅行バッグを買いました。家内がおいしい夕食を作ってくれました。これらはみんな「よいこと」で、身の回りや自分自身のことを見回せば、「よいこと」はいくらでも見つかるはずです。

自分の不運を嘆いたり、人を羨んだり、否定語や悪口ばかりを言うネガティブな生き方をするのではなく、積極的に「よいことをみつけて生きていこう」というポジティブな生き方もあるのです。

そして毎日、夜寝る前に「きょうのよかったこと」を思い出し、洗面の後、鏡に向かって「うれしい・楽しい・幸せ」(UTS)という「3つの言葉」を自分に言い聞かせてみてはどうでしょうか。一日の疲れが出た顔に自然と笑顔が戻り、ほっとした気持ちになるはずです。これで眠りながら「ツキ」を呼ぶことができるのです。筆者は、この時、鏡の前に置いた貯金箱に一日の感謝のしるしとして、百円硬貨を一つ入れます。3000円がたまると「宝くじ」を買います。別に当たらなくてもよいのです。というのは「宝くじ」の収益金は社会のために役立てられているからです。

「よかったこと」を見つける「虫メガネ」と、「うれしい」「楽しい」「幸せ」の3つのマジックワードで「運」を変えてみませんか。

TEM人生Q2)

トータルEメディア出版刊 

橋口寿人著生がかわる3つのマジックワード

コメントを残す